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闇と鎖と一つの焔

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  • 02/04/13:48

マナと華煉

マナと華煉の設定をまとめ。
書いている本人が忘れないように。

しかし、だらだらと日記を書いていくと、行き当たりばったりでも設定が増えていくものですね~



◆マナ~火喰い鳥の民について

火喰い鳥の民と呼ばれる茶肌、赤翼、赤髪、赤眼を持つ有翼種。
興奮すると目が黄金色に輝くことから、朱金の民と呼ばれることもある。

火喰い鳥の里は山あいの森の中の隠れ里。
焔の精霊が火をコントロールしているため森が燃えることはないが、
山火事でもないのに焔が飛ぶ山として畏れられているため、他の里の民がやってくることはない。
またやってきたとしても焔霊たちが結界で追い返す。

里からさらに山を登ったところの深い森のなかに祠があり、
その祠が焔霊たちの精霊界との出入り口になっている。

火喰い鳥の民は生まれたときに額に焔霊の精霊王により守護者の刺青を刻まれる。
この時に一つの能力をもらう。
マナの守護者は英雄オリフェンドール
マナがマインドスナッチという名前とともに授かったのは魅惑の力
(ただし、この力は島に来て闇の翼に入った時に額の刺青ごと魅惑の力を封印している)

成長が認められると身体に彫り込む刺青が増え、
 火の元服(右腕に刺青)
 炎の元服(左腕に刺青)
 焔の元服(胸部に刺青)
を経て、大人の仲間入りと認められ、1人旅が許される。

火の元服は一つの物理技能がある程度の技量に達したときに行われる。
マナの場合は剣の技量を身につけた時に火の元服を行っている。

炎の元服は魔法技能を身につけると行われ、マナは祈りの力を修めた時に行っている。
(この祈りの力が幻術と命術の基礎になっている)
技量的には炎の元服で完成。

その後ある程度成熟し、精神的にも大人になり、複数の焔の精霊に認められると
いよいよ成人の儀式である焔の元服を受ける。

神事を扱う祭司(高僧)と成人するもののみが里の奥の禁域である霊山の祠に参拝し、焔霊の中から守護精霊を選ぶ。
マナの選んだ守護精霊が華煉。
守護精霊がつくと、里を出ることが許される。

火喰い鳥の民は実は堕精して人に落ちぶれた元焔霊や元焔霊の子孫たち。
そのため精霊界に干渉する力が強く、良質の魔力媒体となりうる。

かつては悪霊や魑魅魍魎に取り付かれて国を一つ滅ぼすような災害を起こしたこともある。
その状況を憂いた焔霊の精霊王が守護精霊のシステムを作り出した。
なお、髪の毛や羽が抜け落ちても守護精霊がいちいち燃やし尽くしている。
そういったものですら魔力媒体になりうるから。

焔の元服を受けた男性の火喰い鳥の民はその年に生まれた卵から婚約者を選ぶ。
卵はオレンジ系にオスだと黄色のぶち模様、メスだとピンクのぶち模様が入るので雌雄は見た目でわかる。

マナは美人の多い家系の卵を選んだが、親の介護をしている2年の間にその卵から可愛い女の子が孵ったので、婚約者が将来楽しみな美人さんであることを知っている。
(通常は焔の元服のあと、すぐに里を出るので、相手が成人するまで顔を知らない)

ちなみに卵が孵ってから
火の元服 4年
炎の元服 6年
焔の元服 8年
ぐらいが平均的
それから3年・・・・・つまりマナはまだ11年しか生きていない。
けど見た目は26歳ぐらい。

成長速度が人間とは違う。
短命種。
外的要因により襲撃されて亡くなるケースもあるが、普通に生きても40年も生きたら長命。
普通は8年目に婚約者を選んで、16年で相手が成人を迎えた時にあわせて里に戻り子ども(卵)を作る。
つまり ヘテロ(オス)16~17歳とホモ(メス)8歳で子作り。

メスは遅くとも10歳には卵を産む。一人平均4個。
卵を産むとメスは弱るので、そこから15年ぐらいしか生きられない。

マナの母は体が弱く、卵は2個しか生めず、そのうち一つは孵らなかった。
(体が弱いのはマナという特殊な火喰い鳥の民を宿した影響)
マナを生んで8年目には死病にかかったのでさらに短命(19年で絶命した)

火喰い鳥の民が身につける衣装の布は焔霊が紡ぎだした糸を織ってくるられた布
それ以外の布では羽から焔を噴出す火喰い鳥の民が着るとすぐに燃えてしまうから。
他に身につけられるのは金属の腕輪とか指輪とかそういったもののみ。
荷物袋も焔霊が作った布で作らないと燃える。


◆その他のマナの設定

○里を出てから島に来るまで。
マナは焔の元服後2年間は火喰い鳥の里で暮らしていたが、一人旅を始めることにした。
2年間火喰い鳥の里で暮らしていたのは母親が病気だったため。
2年後に母親がなくなったのをきっかけに里を出る。
(普通は成人すると里を一度は出て、子を作る時期に戻ってくるが、マナは母親が死病を患っていたため、母親の介護をした。・・・マザコンではありません)

里を出て最初の村に降り立った際、奇異の目で見られたため、
一時期は翼をほとんど広げなかった。

また、そのときの苦い経験からヒトをあまり信頼していなかったが、最近闇の翼メンバーと交流するようになって少しずつ人を信頼するようになってきた。

里を出て二年ほど経ったときに狼のウォルフになつかれ、ともに旅をするようになるが、ある古代遺跡の中で焔の中でモンスターに襲われたときにウォルフを失い、それからしばらくは精神的に立ち直れなかった(弱!。

ウォルフをなくしてから3ヶ月ほど経ったときに、島への招待状を受け取り、この島へとやってきた。
自分よりも先に死にそうにないパートナーを探して、舞華の複合パーティに参加することになった。



◆華煉~守護精霊について

守護精霊になろうとする焔霊は火喰い鳥の民を成長を見つめて、波長の合いそうな(その子が死んだ時に吸収しやすそうな→吸収昇華については後述)子どもを選ぶ。
その子どもが成人する時に他にその子の守護を希望する複数の精霊の中から選ばれば、晴れて守護精霊職につく。
マナの守護を希望した焔霊は4~5人。
マナはその中から直感で華煉を選んでいる。

選ばれた焔霊は守るべき火喰い鳥の民と契約を結ぶ。
焔の元服で刻まれる胸の刺青がなくならない限り、その火喰い鳥の民と霊的に強く結ばれる。

現実世界に精霊の力を及ぼすために媒介を必要とし、通常は紅瑪瑙石を媒介とする。
良質な魔力媒体である火喰い鳥の民と霊的に強く結びつくことにより、守護精霊の地からは数倍に跳ね上がり、火喰い鳥の民を守ることが出来る。

ただし、華煉はこの島に来てから起こった事故が原因で、現在は紅瑪瑙石ではなく、マナの肉体そのものを媒介としており、その力は格段に向上している。
(紅瑪瑙石は火喰い鳥のナイフについていたが、その後はマナの主武器に移植されている)



◆その他細かい精霊の設定

○精霊界と現実世界(実界)について

華煉のような精霊たちは通常精霊界に住んでおり、実態を持たない。精神体に近い。
一方、ノーム、ウンディーネ、シルフィード、サラマンダーなど、現実世界に存在している精霊もいる。
現実世界と精霊界の間は多層構造になっており、現実世界に近い階層に存在するものは実体を備えているが、強い力を持たない。
精霊界に住むものは、強い霊的能力を持つが、実体を持たないので、物質的に働きかける力は弱い。
その代わりに精神的に働きかける力は強い。

華煉が本気になれば、普通の人間程度なら一瞬にして精神崩壊する。
その代わり肉体はなかなか傷つけられない。
焔霊なので現実にあるものの中で、焔だけはあやつれる。
だから、実体を持つ者に何か影響を与えようと思ったらせいぜい焔で燃やすぐらいしかできない。
(これでも十分強いけど)

○華煉の空間
精霊界と現実世界のほぼ中間に位置する華煉の力場。
精霊界の力を引きずり出しつつ、現実世界に存在するマナを守護するために作られた特異空間。
マナが現実世界で意識を失うと精神だけは華煉の空間に避難し、マナの肉体は結界で守られる。
物質的な階層である現実世界で肉体というはっきりしたものを守ることよりも、
意識を失って曖昧になった精神を守ることのほうが数倍難しい。
そこでより精神的な力を及ぼしやすい空間に力場を作って、そこで精神を守るようにしている。
このこと自体は守護精霊なら誰でも行っている。

ただ、島に来てからのアクシデント(16日目の日記)により華煉の空間はより現実世界に近い位置に漂っており、そのため華煉自身も強く実界の影響を受けはじめている。

○「実体化」と「幻で話す」の差
精神体である華煉が人と話す時はその人の頭の中に自分の幻を送り込んでいる。
脳の中の電気信号に干渉するだけ。
たいした力は必要としない。
普段メッセージなどで幻のように消えてしまう華煉はこっち。
このときの華煉には手を伸ばしてもさわれない。

一方、実体化は現実世界の物質を集めて形作った仮初の肉体に自分の精神を宿すことで、こちらは大きな力を必要とする。
華煉のような精霊が実体化するには聖霊族の作る特殊な薬が必要で、華煉はその薬とマナという媒体を使って一度実体化したことがあるが、あまりに大きな力が必要であったため、マナはそのときぶっ倒れているし、華煉も自身の空間ですら存在が曖昧になるぐらい疲労した。
(15日目の日記)

現在は華煉の力の媒体がマナの肉体そのものになっているため、マナの身体の上に実体化するのはかなり楽(このときは密かにマナの肉体の一部、骨の一部を材料に使っている)。
マナの肩の上にちょこんと座っている時はこの状態。このときはさわることができる。

もっとも辛いのがマナの肉体から離れた場所に実体化すること。
これをやるとしばらくは最低限の力しか使えない。
相手に対して幻を送れないとき・・つまり、相手の脳に干渉してはいけないとき(例えば相手が記録混乱を起こしているとき)だけこの方法を使う。
周囲の分子を集めて実体を形成し、その中に宿る。
もちろんこのときも華煉に触ることができる。

過去にマナから離れた場所で実体化を行ったのは紅葉一番街のイベントでレン之助に対して行ったことのみ。
それ以外はすべて幻で話している。


○昇華

火喰い鳥の民が死んだ時に、その空っぽの肉体を悪用されないために、守護精霊がその肉体に宿り(このとき一時的に実体化するので現実世界の風習を知っておかないと苦労する)自らの力に変える。
このことを昇華と呼ぶ。
この”昇華”により焔霊の能力は格段に向上するため、火喰い鳥の民の守護精霊になりたがる焔霊も多い。


○堕精

本来現実世界に興味を持たず、実体を持たない精霊が、何かのきっかけで実界に興味を持ち、無意識のうちに肉体を形成し、狭い肉体の中に自らの精神を押し込め、ただの実体を持つ生命体に成り下がることを堕精という。
火喰い鳥の民は堕精した焔霊、および、その子孫。
マナのように卵で生まれ額に刺青を持った火喰い鳥の民は子孫のほう。
火喰い鳥の里には額に刺青を持たないものもおり、そういったものは堕精した焔霊

現在、この島とマナに対して非常に興味を持ち、さらにマナの身体を使って何度も実体化している華煉は堕精しかけている。
堕精を止めるためには現実世界とのつながりを断ち切り、精霊界で自らの精神を純化させる必要がある。
華煉の場合、つながりを断ち切ると言っても、マナが死ぬと昇華をしないといけなくなるため、一気に受肉して堕精してしまう。
よって、堕精を食い止める方法は火喰い鳥の里の奥、霊山の祠で守護精霊契約を断ち切るしか方法がない。
(23日目、24日目の日記のblogで公開したフルバージョン)

現在、そのことをマナは知らない。
知れば間違いなく華煉のために里に戻ると考えて、華煉が黙っている。
華煉の望みはマナを守ることと、マナがやりたいように生きること。
華煉のためにマナの行動が制限されることは望んでいない。

こういった人間臭い感情を持っているのも、華煉が堕精しつつあるため。
普通の守護精霊は守って守って・・・いつか自分の力になる身体が強く育つことをひたすら祈っている。
相手の好みに近い態度を示すのも、精神的支えになるほうが、火喰い鳥の民が成長するから。
守護精霊の行動のすべては自分のためで非常に利己的であるのが普通。

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