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闇と鎖と一つの焔

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  • 11/22/05:51

39thday

隠れた通路の先

何もない?

壁を叩きながら元の道へと戻る。

他のみんなも壁を叩いている。

誰かが何かを見つけたら・・・・


◆           ◆           ◆



(日記が破られている)




◆           ◆           ◆



だ。そんなことありえない!」

俺は清蘭に思わず言い返した。

信じたくなかった。

俺の母が短命だったのもすべて俺のせい?

俺と同じ時期に孵らなかった卵

ときどき俺を見て泣いた人たち。

無事に生まれてくれたら俺と同じ年になっていたであろう我が子を思って泣く人たち

それがすべて・・・・仕組まれた結果だったなどと。

「だが、それが事実だ。お主は特殊で・・・だから、本来ならお主に守護精霊など要らなかったのだ。」

「・・・・・・嘘だ・・・・それなら、華煉が俺を刺す必要性などなかった。
俺が奴らに金を奪われたから。
だから、俺を始末しないといけないと。
それもすべて嘘だと?
華煉だってあんな風になる必要は・・・・・・。
・・・・・・・・
・・・・・・・・
清蘭・・・・何をたくらんでいる?俺と華煉をお前たちはどうしようとしているんだ?」

清蘭は答えようとはしなかった。

そのまま黙って俺の前から消えた。

あとに残された俺は


(何かを書いて黒く塗りつぶした跡がある。何が書かれていたのか全く読むことは出来ない)
(さらに次のページは紙がまた破り捨てられている)

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