NEW ENTRY
[PR]
イベントが綺麗だ
あまりにも・・・クオリティが高すぎる
かがり火と花のイベント
いたるところで書かれているけど、ティカさんの絵日記に本当に感動した。
あまりにも感動すると悪い癖が出る。
どうして俺は参加できなかったんだろうかと・・・。
島のどこかで灯明祭が行われているらしい。
華煉が行きたがっていた。
参加する者はそれぞれの神に祈りを捧げる。
手にはかがり火と花
華煉はさっきから花を選んでいた。
火の精霊の華煉のことだから、曼珠沙華でも選ぶのかと思った。
だが違った。
華煉が選んだのは小さな花
白い花びら
俺には花のことはよくわからないが、菊のような小さな花を華煉は選んだ。
空間に映し出されたその花を華煉は摘もうとした。
だが、華煉が手を伸ばすと花はしおれてしまう。
華煉の火が強すぎる。
何度も手を伸ばそうとして、そのたびにしおれる花
見かねて俺が手を伸ばそうとして、華煉に止められた。
俺が手を伸ばすと花のある空間に引き込まれてしまうため、ダメなんだそうだ。
華煉は手を伸ばすことをあきらめてそっと何かの力を放った。
空間に映る花が数本見えない何かに手折られたかと思うと、
そのまま見えない糸に操られるかのように華煉の空間に飛び込んできた。
華煉は手を伸ばそうとして・・・・そしてあきらめた。
俺はそれを拾いあげると、花の部分だけを一つ毟り取った。
俺は最近防具を作ることを憶えた。
防具を作る時にはいろいろな飾りを作ることもある。
その応用で、小さな丸い金属板の上に花を固定して、その金属ごと樹液で固めた。
しばらく置いておくと、樹液が固まり・・・・花を封じ込めた透明な半球体が出来た。
ちょっとしたブローチのようなもの。
俺は花を封じ込めたそれを華煉に投げた。
封じ込められた花は華煉が受け止めてもしおれることはない。
華煉はそれを服につけた。
それから勇気を出してその場に残っていた花に手を伸ばした。
だが、やはり華煉が手を近づけるとと花はしおれ・・・
そして・・・華煉が触れると華煉を拒むかのようにそのまま燃え崩れてしまった。
俺が作ったブローチも少しずつ樹液が融けて・・・花は地に落ちた。
かがり火と花
かがり火を体現したような華煉は・・・花を手にすることが出来なかった。
「・・・・・わかってた・・・・・花を手にすることなんて出来ないって・・・」
ぽつりとつぶやいた華煉は祭りが行われる予定の湖の方に目を向けた。
少しずつ人が集まっているようで・・・
やがて天を突くような大きなかがり火が燃え上がった。
「二人でパーティでもするか。お菓子を焼いて、かがり火をたいて・・・」
遺跡外の小さな湖
そのほとりにある小さな小屋
俺と華煉の新しいすみか
台所からはお菓子を焼くいい匂い
シチューパイの焼ける音
パンの焼ける匂い
やがて、小さな湖のほとりで小さなかがり火が焚かれた。
焔はただ天をつくのではなく、まるで何かにあやつられるかのように夜空を飾った。
夜空に炎で描かれた花が舞う。
見たこともないような花火
小さなかがり火と、火で作られた花
俺と華煉の二人だけの灯明祭
「なぁ、華煉・・・・さっき選んだ花はなんという花なんだ?」
「・・・・内緒」
すっかり機嫌を直した華煉はいらずらをする子どものように無邪気に笑った。
俺は祈った。
火を守護する神々が俺と華煉を守ってくれますように、と。
華煉が選び、そして華煉を拒んだ花の名は・・・・・・アンモビウム
花言葉:アンモビウム
※最初は紫苑を選んでいましたが、蒼夜さんの結果を見て偶然に驚いた。
それにしおんさんって方もいらっしゃいましたね。
・・・・ということで花変更
かがり火と花のイベント
いたるところで書かれているけど、ティカさんの絵日記に本当に感動した。
あまりにも感動すると悪い癖が出る。
どうして俺は参加できなかったんだろうかと・・・。
島のどこかで灯明祭が行われているらしい。
華煉が行きたがっていた。
参加する者はそれぞれの神に祈りを捧げる。
手にはかがり火と花
華煉はさっきから花を選んでいた。
火の精霊の華煉のことだから、曼珠沙華でも選ぶのかと思った。
だが違った。
華煉が選んだのは小さな花
白い花びら
俺には花のことはよくわからないが、菊のような小さな花を華煉は選んだ。
空間に映し出されたその花を華煉は摘もうとした。
だが、華煉が手を伸ばすと花はしおれてしまう。
華煉の火が強すぎる。
何度も手を伸ばそうとして、そのたびにしおれる花
見かねて俺が手を伸ばそうとして、華煉に止められた。
俺が手を伸ばすと花のある空間に引き込まれてしまうため、ダメなんだそうだ。
華煉は手を伸ばすことをあきらめてそっと何かの力を放った。
空間に映る花が数本見えない何かに手折られたかと思うと、
そのまま見えない糸に操られるかのように華煉の空間に飛び込んできた。
華煉は手を伸ばそうとして・・・・そしてあきらめた。
俺はそれを拾いあげると、花の部分だけを一つ毟り取った。
俺は最近防具を作ることを憶えた。
防具を作る時にはいろいろな飾りを作ることもある。
その応用で、小さな丸い金属板の上に花を固定して、その金属ごと樹液で固めた。
しばらく置いておくと、樹液が固まり・・・・花を封じ込めた透明な半球体が出来た。
ちょっとしたブローチのようなもの。
俺は花を封じ込めたそれを華煉に投げた。
封じ込められた花は華煉が受け止めてもしおれることはない。
華煉はそれを服につけた。
それから勇気を出してその場に残っていた花に手を伸ばした。
だが、やはり華煉が手を近づけるとと花はしおれ・・・
そして・・・華煉が触れると華煉を拒むかのようにそのまま燃え崩れてしまった。
俺が作ったブローチも少しずつ樹液が融けて・・・花は地に落ちた。
かがり火と花
かがり火を体現したような華煉は・・・花を手にすることが出来なかった。
「・・・・・わかってた・・・・・花を手にすることなんて出来ないって・・・」
ぽつりとつぶやいた華煉は祭りが行われる予定の湖の方に目を向けた。
少しずつ人が集まっているようで・・・
やがて天を突くような大きなかがり火が燃え上がった。
「二人でパーティでもするか。お菓子を焼いて、かがり火をたいて・・・」
遺跡外の小さな湖
そのほとりにある小さな小屋
俺と華煉の新しいすみか
台所からはお菓子を焼くいい匂い
シチューパイの焼ける音
パンの焼ける匂い
やがて、小さな湖のほとりで小さなかがり火が焚かれた。
焔はただ天をつくのではなく、まるで何かにあやつられるかのように夜空を飾った。
夜空に炎で描かれた花が舞う。
見たこともないような花火
小さなかがり火と、火で作られた花
俺と華煉の二人だけの灯明祭
「なぁ、華煉・・・・さっき選んだ花はなんという花なんだ?」
「・・・・内緒」
すっかり機嫌を直した華煉はいらずらをする子どものように無邪気に笑った。
俺は祈った。
火を守護する神々が俺と華煉を守ってくれますように、と。
華煉が選び、そして華煉を拒んだ花の名は・・・・・・アンモビウム
花言葉:アンモビウム
※最初は紫苑を選んでいましたが、蒼夜さんの結果を見て偶然に驚いた。
それにしおんさんって方もいらっしゃいましたね。
・・・・ということで花変更
PR
- トラックバックURLはこちら