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闇と鎖と一つの焔

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  • 05/09/21:04

更新前の暇つぶし

意外とさっきの文は長時間かかった。
1時間半ぐらいだ。
ペースアップしないといかん!

そういえば開始時間を書くのを忘れた。キャラ選定開始 0:36
選定完了0:49  口調調査後の書き始め 0:57

書き出したら止まらないような俺でもスランプにはまる時もある・・・と今実感している。
40分強かかったよ

タイトル:「雪の果て」

音もなく降る雪を眺めながら、
この島を遠く離れた白い深山に思いをはせる。

この島に積もる雪の果てには海がある。
海の先には遠く離れた大陸
そして、そこからさらに遠い遠い深山に積もる雪の果てには大神が住まう。

この地に住まう狼は月に吼え、人を砕こうとする。
遠い深山に住まう大神は賊を防ぐ。


  ・・・・宝玉目当てでこの島にやってきて、宝玉を奪っていく。
  この島に集うもの達と賊との間に差異などあるのだろうか。

  わからぬ。

  いや・・・賊のなかには自らの命、家族の命を守るために賊となる貧しき者たちもいると聞く。
  切羽詰ってやむなく悪業に踏み出すもの達と、自ら望んで宝玉を奪う者たち。
  どちらがより正しい姿だろう。

  楽しんで奪い、壊す・・・愚かしい賊と今の俺達との間に差異などあるといえるのだろうか?



白い雪が舞い降りる。
銀狗の過去にもまた白い白い時間がある。
自らも知りえない空白の時間。
埋めることが出来るのかどうかもわからない時間がある。


宝玉の噂を聞き、何かに背中を押されたかのように、何かに誘われたようにこの島にやってきた。
だが、未だ手にすることのない宝玉。
心の中でもまだ何かが引っかかっているのかもしれない。

今日も襲い来る獣達を迎撃する。
銀狗は自らの身を守るために、狼の面を手に取り・・・・そしてその面を見つめた。
狼の面は何やら揺らいでいるようで・・・・



  ・・・・それでも、降りかかる火の粉は払いのけねばならぬ。



気を引き締め、面を被り、戦装束に身を包む。

いつか・・・・宝玉の守護者と出会う時にまた悩むこともあるだろう。
だが、今は目の前の敵を退けなければならない。

果てすら見えぬ雪原で
遠い深山の雪の果てに思いを馳せつつ・・・・銀狗は刀を握り締めた。
目の前に立つ狼に複雑な思いを抱きながら。



レンタルした方:銀狗(388)
選んだカテゴリ:種族:神族・天使系
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