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闇と鎖と一つの焔

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  • 04/03/22:29

1625

「ふう、終わった! まったく・・・俺を相手にするなら原生生物から進化しなおせ!」


槍を一振りし、獣の血を振り払う。
俺は腰を下ろし、槍を右手に下ろすと、ゴーグルの手入れをはじめた。
戦闘が終わったあとのいつもの習慣。


いつごろからこんな風にゴーグルを装備するようになった?


俺がまだいきがった餓鬼で、戦闘の意味も重みもまだわかっていなかった頃、
あの人がゴーグルの手入れだけは怠るなと教えてくれた。


・・・・・・・俺たち餓鬼の相手をするなんて、今思えば大変だったろうぜ。


ゴーグルを磨きながら、俺は苦笑した。
今ならあの言葉の意味がよくわかる。


砂地での乱戦。
手入れを怠ったゴーグル。
煙る視界の中でただひたすら勘だけを頼りに槍を振るう。


それがどんな結果を生むか、今の俺ならわかっている。


俺だっていつまでも餓鬼じゃない。
ちょっとは考えて戦うようにもなった。
あの頃のような無茶な戦い方は控えている。


・・・・・・・今の俺ならきっとあんたにだって負けないさ。


だから・・・・・・・


「ラナーーーン」
「おぉ!今いく!」


仲間に呼ばれたラナンは思考を中断すると槍を持ってその場を立ち去った。


あとに残るは ・・・・・・・・・・血にまみれた花の記憶。

「花激団」

その名を知るものも今は少ない。
すべては混沌とした人の記憶の彼方・・・・・


一人目のお題 「記憶」  1625 ラナンキュラス
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Fireworks of the summer night

華煉は目を閉じる。
両手の掌を上に向け、意識を集中する。

右手と左手の上に何かが出来上がる。
それはまったく同じ一対の花火

左手の花火を横に避けて、右手の花火に火をつける。
綺麗な焔が燃える。

だが・・・その色と形は単調。

「これではダメだわ・・・」



焔霊である華煉はその能力で花火を作ることも出来る。
この花火を地霊の届けてくれる珍しい大地の恵みや泉霊の持つ香泉水などと交換している。

今回華煉に交換話を持ちかけてきたのは聖霊。
華煉はその聖霊が花火と交換でくれると言ってくれた、”あれ” がどうしても欲しかった。

だが、”あれ” をもらう以上、極上の花火と交換でなければならない。
あまりにつまらない花火と ”あれ” を交換したら・・・、今後華煉と取引したがる精霊はいなくなるだろう。
”あれ” と交換である以上、それに見合うものを提供しなくては。

華煉の作る花火は作るときに何を思い浮かべるかで色や形が変わる。

普段はマナのことを考えていればよかった。
マナの戦闘を思い出すとハラハラドキドキする。
マナの寝顔を思い浮かべるととても穏やかな気持ちになる。
そんな いろいろな ”思い” を浮かべながら作ると、その ”思い” の変化が炎の強弱や色や形の変化に現れる。

だが、今のマナは吹き矢の特訓中。
パーティの仲間とわきあいあいとしていて、華煉には前ほど時間を割いてくれなくなった。
これは喜ばしい変化ではあるが、寂しい変化でもある。
里を出たときに奇異の目で見られてから、すっかり人嫌いになっていたマナが屈託のない笑顔を見せるようになってきた。
そのことは華煉も喜んでいる。
人と関わる時間が多くなってもマナは一日に一度は華煉に声をかけてくれる。


それでも・・・やはり、寂しい。


そんな思いが花火に現れてしまうのだ。


同時に作る二本の花火。
華煉は一本はその場で火をつけて、花火の出来を確認することにしている。
だが、今作る花火はどれもこれも単調なのだ。


華煉は焦っていた。
だが、焦れば焦るほど、花火は単調になっていく。


そのとき、ふと気がついた。
マナが最近明るくなったのは、この遺跡を探索する冒険者たちの目に偏見がないからだ。
獣人も多い。

あんな招待状だけでこんな僻地の島に集まる冒険者。
ある意味変わった者が集まる島。

この島に集まった冒険者のことを考えながら作ったら、色とりどりの花火が出来るんじゃないだろうか?

華煉は島のあちこちに思念を巡らせはじめた。

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たいした話じゃない

たいした話じゃないが・・・はじめて島の夢を見た。
いや、場所は島ではなかったが、島であった人が出てきた。

俺は黒い髪のごくごく普通の戦士くずれだった。
翼もない。
来ている服は農夫と見まごうような普通の上着にスボン。

俺たちはからくり通路のある迷路のような城から抜け出そうとしていた。
一つの場所に鍵をかけると別の場所の扉が開くような・・・からくりの多い城
この城はどうやら監獄として使われているようだ。

奇妙な場所だったが、あと少しで外に脱出できる場所までやってきた。
その場所はこんな形の通路だった。

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第二回闘技大会総括

第二回の闘技大会の総括
今回は俺、一夜、シヴェルの3人で組んだ。
作戦は・・・全体は俺が立てた。
といっても妨害する技とか、相手がどのぐらいのターンで必殺を使ってくるからそのあとに召喚を入れてくれとかそんな程度。
あとはそれぞれにお任せだった。

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14thday

 「ちゃんとエプロン用意してきたか?」


突然開かれた料理教室
元はといえば一夜に教える約束をしたからだが・・・・。
せっかくだからメンバー全員招待して大鍋でカレーを作ることにした。


おっと、カレーだからと言って舐めるなよ。
最初に一夜に指定した時刻から1時間後に女性陣
3時間後男性陣に集まるように他のメンバーには言ってある。

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13日目の結果とかいろいろ

華煉です。これだけ最初に言っちゃおう。だってびっくりだったもの!

素敵な人にストーキングされてましたです!

こちらも定期的にお散歩してましたけど。
椅子から転げ落ちる気持ちがとてもよくわかります。
こちらは椅子から体が浮きそうになりました。
こちらこそ、マナが練習試合でお世話になりました(ぺこり)


ここからはPLさんからお話

pl.jpgあまりにも島関連のお散歩先が多くて・・・ブックマークを無駄に踏んでいることがとっても多いのでBLOGリストを作りました。
今ざっと数えてみると、定期巡回先・・・70箇所登録してました。

右下の方にペッタンしていますが・・・もしもここからリンクされるのが嫌な方、おられましたら伝言お願いします。
なんだか、うまく登録できていない人もいそうなので、これから一週間ぐらい様子見します。


以下は今回の投票とか13日目の結果についての諸々です。

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13th day

闇の翼メンバーとの練習試合連戦。
なかなか勉強になった。

少しずつ遺跡の中が明らかになっていく。
早い者はもう地下二階にたどり着いたようだ。
宝玉の守護者の力も気になるところ。

だが、遠くを見る前に近くを見なければ・・・。



カリム



謎な少年。赤い髪、たれ目・・・派手な衣装
自分の役は隠者だと言っていた。
魔王のように最初から現れたりはしないとも。最後においしいところを持っていくとも言っていた。


小隊は第14小隊と名乗った。

守護者は7人
宝玉も7個
小隊は・・・・少なくとも14・・・・

だめだ。まだわからないことが多すぎる。


そういえば歩行雑草に追われていた少年。
この遺跡に入って最初にあった者。
彼もどこから来て、どこへ消えていったのか。
彼は小隊のことを知っていた。
こんな遺跡の奥まで1人で入り込んだというのだろうか・・・・


彼の話を思い出してみる。



 「あ、この本はねー・・・守護者様の物語のひとつ!英雄が女神様や幸星様に助けられて悪い魔王を倒すんだ!」

 「幸星様はいつも元気で英雄達を応援してくれるんだ!一番好きな守護者様♪でも隠者は変な奴で小賢しいことばっかり・・・嫌い!魔王はー・・・」

 「・・・物語はいくつもあるけど、守護者様の登場する順番は決まってるんだよ?英雄は絶対最初に出てくるし、熱血野郎や幸星様は物語の途中で出てくるの。それでー・・・」

 「・・・でも聖人さんだけはいつも物語に入ってこないで物語の書き手とか読み手。他の六人をただ見てるだけみたいなー・・・」




最初は英雄オリフェンドール
熱血ガリバーヴォルク、幸星メディルサーカスは途中で出てくる。
女神ラヴナオリティス達に助けられて魔王エリエスヴィエラを倒す。
聖人はただ見守るだけ。


「隠者は変で小賢しいか・・・・・」


カリムと妙にかぶる。
自分の小隊の兵を倒した者に笑顔を見せ、いってらっしゃいと見送る。
嫌な笑顔・・・


隠者マルクスバレッジ・・・一般にはまじめな紳士として語られる。
だが、この遺跡では小賢しいと・・。



何か作り物めいた感じを受ける。
世界中に送られた招待状。
島の中の不思議な遺跡。
不思議な少年
そして・・・・・カリム



俺たちは誰かの掌の上で踊らされている・・
おそらくそれはこの島に居るもの、みんなが感じているはずだ。



俺は考え込んでいた。後ろに誰かが来ていることにも気づかないほどに。


「マナ」


急に声をかけられて振り返った。
そこには・・・


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