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闇と鎖と一つの焔

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  • 05/20/18:57

Star-spangled Night

日記で書けなかったSS「だって、クリスマスだもん」

華煉が布を織っている。
どうみても俺の一着分より大きい布。
まさか俺とペアルック?
ちょっとからかいたい気分になった。
「そんなにたくさん織るってことは、俺を太らせる気?」
華煉はにっこり笑う。
「だって、クリスマスだもん。」



華煉は織った布を裁断し始めた。
あれ?これって服じゃない?
「一体、何を作っているんだ?」
華煉はまたもにっこり笑う。
「もうすぐ、クリスマスよね。」


それから華煉は隠れてこそこそ作業を始めた。
俺には決してみせてくれない。
「華煉、ほんとに何やってるんだ?」
華煉は人差し指を唇に当てて小声でいった。
「あと少しで、クリスマスよ。」


クリスマスの日。
パーティの会場を華煉から手渡されたサンタ服で歩く。
ツリーに見立てて飾り付けされた木々。star-spangled.jpg
華煉がそっと火を放つ。
放たれた火は華煉の思いがまま。
木を燃やすことなく、赤く輝く。


遠くからみるとキャンドルを飾ったように見える大樹
夜になるとその周りに子ども達が集まりはじめた。

そして華煉は花火をあげる。
綺麗な花火が上がった後に、何かが空から降ってくる。

華煉の織っていた燃えない布。
花火の中に仕込まれていた、布に包まれたプレゼント。
華煉の力でゆっくりと、ふわりふわりと落ちてくる。
袋の中には子供たちの喜ぶ物がいっぱい。

たくさんの花火、たくさんのプレゼント。
喜ぶ子ども達。

あっけにとられる俺の背中から甘えるような声がする。
「だって、今日はクリスマスだから・・・・」


───クリスマスぐらい・・・いいよね、甘えても。


背中が少し暖かい。
ちょっぴり切ない・・・Merry Christmas・・・




-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-

華煉が人間サイズの実体化をするとマナも華煉も
精神力、体力ともに消費し切って倒れます。
なので、現時点ではこんなことはありえません。
これは Star-spangled Night が見せた一夜の夢。

灯りのともる木のそばに集まってきた
すべての子ども達にpresent for you!
子供たちの夢が叶いますように。Merry Christmas!

-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-
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